こんにちは!
冷え込んだかと思えば、今日は春先のような陽気ですね!
気温の変動が不安定だと体調も崩しやすいので、飼い主さんともどもご注意くださいね。
また、毎日温かいと言うわけではありませんが、冬でも気温が上昇する日があります。
ノミ・マダニはかなり“減る”と思いますが、全く“いなくなる”わけではありませんので、ノミダニ予防は通年投与を推奨しております。
さて、少し遅くなってしまいましたが、先日、1月7日、8日は臨時でお休みをいただきました。
和歌山県獣医師会の行事で、県内の動物病院の先生方と、静岡県まで行ってきました。
当院は、和歌山県の傷病野生鳥獣救護医に指定されておりますが、静岡県では、主に『静岡市立 日本平動物園』にて、傷病鳥獣保護をされているそうです。
野生鳥獣は、ただでさえ警戒心が強く、診察や治療が難しいですが、やはりひとつの命ですので、怪我や病気になってしまっても、元気になり野生復帰できるのであれば、獣医師としてできる手助けをしてあげたいと思っております。
設備面や、人件費・治療費など、難しい問題ではありますが、静岡県での傷病野生鳥獣保護活動についてご講演いただきました。
また、動物園では展示の工夫や飼育の裏側を覗かせていただきました。キリンやトラを間近で見ることができ、その迫力に圧倒されました。
トラは、大きな猫のようで、動きがとてもしなやかです。じっと見ていると、
本当に猫のようなので、猛獣であることを忘れ、“怖い”より“可愛い”と思ってしまいます。(私だけかもしれませんが・・・(笑))
キリンは、長い首を使って、高い木の葉っぱを食べます。
その食べている様子をかなり至近距離で観察できました。頭上でキリンが枝ごと葉っぱを頬張り、ムシャムシャと食べている姿は迫力満点でした。
他にも、可愛い動物がたくさんおり、展示の工夫も見られ、楽しい時間を過ごすことができました。
旅行などで静岡へ行く機会があれば
『静岡市立 日本平動物園』に是非お立ち寄りください!
当院では、犬猫を中心に診療を行っております。
しかし、それ以外の動物を飼育しておられる方もたくさんいると思います。
犬猫以外の、いわゆるエキゾチックアニマルと呼ばれる動物たちは、獣医学的な情報が少なかったり、取り扱いが難しく、十分な検査・処置・治療ができないこともあります。
でも、愛情を持って一緒に過ごしている飼い主さんがいる以上は、困った時には獣医師としてできる限りのことをしてあげたいと思っておりますので、お悩みの際はご相談くださいね。
※参考までに、2017年、犬猫以外の来院動物です。
ウサギ、ハムスター、モルモット、ハリネズミ、チンチラ、フクロモモンガ、鳥の診療を行いました。
院長 加藤